チューリッヒ車両保険の限定カバー型のメリットとデメリット

チューリッヒ車両保険の限定カバー型のメリットとデメリットについてお伝えしてきたいと思います。

チューリッヒの車両保険には幅広い補償が受けられるワイドカバー型と補償範囲が狭い代わりに保険料の安くなる限定カバー型があります。

限定カバー型とワイドカバー型の補償範囲の違いは以下のようになっています。

主な事故の種類 ワイドカバー型(一般条件) 限定カバー型
火災・爆発・盗難・台風・洪水・高潮
他の車(原付自転車を含む)との衝突・接触で、相手の車およびその運転者または所有者が確認された場合
他の車(原付自転車を含む)との衝突・接触で、相手の車およびその運転者または所有者が不明の場合(あて逃げなど) ×
車以外の物との衝突・接触(電柱やブロック屏に自分でぶつけた場合など) ×
落書き・窓ガラス破損
駐車中の車両損害で次のような場合※何者かにぶつけられていた(相手が不明) ×
いたずら ※1
地震、噴火、それらによる津波 ×※2 ×

 

限定カバー型は他の保険会社で言うところの車対車限定と同じものですね。

限定カバー型のメリットはやはり保険料が安いところでしょう。

補償範囲が車と車で起こった事故に限定される代わりに保険料が5割から6割程度に抑えられます。

補償範囲が狭いため、多くの方は車の価値が下がってきた時に利用するようになります。

車両価値で言うと平均するとだいたい50万円から100万円あたりになったぐらいに一般車両保険から変更するようです。

一方でデメリットは補償範囲が狭くなることによって当て逃げや自損事故に対応してもらえなくなることです。

車の価値が下がっているのならそこまで困ることはありませんが、まだ新車に近い状態で当て逃げされたり電柱にぶつかったりするとそれなりに痛手を受けると思います。

そのため車の価値が高いうちは限定カバー型に入るのをあまりお勧めできません。

ただ保険料の関係で車両保険はつけたいけど安いプランにしたいという方はいると思います。

そういった方は車との接触事故でしか保険料を支払ってもらえないことを頭に刻んで加入するようにしてください。

限定カバー型に加えて免責を設定すると保険料をさらに抑えることができるようになるので、保険料抑えたい方は試してみてください。

なおチューリッヒにはスーパー自動車保険とネット専用自動車保険がありますが、どちらのプランでも車両保険で限定カバー型に加入することができるようになっています。

保険料と補償内容のバランスを考えながらどちらのプランに加入するかを検討してみてください。

おすすめ記事

  • Pocket
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す




Menu

HOME

TOP