チューリッヒ自動車保険のファミリーケア特別見舞金特約について詳しく解説していきたいと思います。
チューリッヒ自動車保険にはスーパー自動車保険とネット専用自動車保険がありますが、ファミリーケア特別見舞金特約を付帯できるのはスーパー自動車保険だけ人っています。
ファミリーケア特別見舞金特約は被保険者に対して、搭乗者傷害保険で死亡保険金または後遺障害保険金(後遺障害1等級から3等級まで)が支払われる場合に、その被保険者1名につき100万円を支払ってもらうことができる特約となっています。
後遺障害1等級から3等級までの詳しい内容は以下のようになっています。
等級 | 後遺障害 | 保険金額上限 | 労働能力喪失率 | 慰謝料 |
第1級 | 1 両眼が失明したもの | 3000万円 | 100% | 1100万円 |
2 咀嚼及び言語の機能を廃したもの | ||||
3 両上肢をひじ関節以上で失ったもの | ||||
4 両上肢の用を全廃したもの | ||||
5 両下肢をひざ関節以上失ったもの | ||||
6 両下肢の用を全廃したもの | ||||
第2級 | 1 1眼が失明し,他眼の視力が0.02以下になったもの | 2590万円 | 100% | 958万円 |
2 両眼の視力が0.02以下になったもの | ||||
3 両上肢を手関節以上で失ったもの | ||||
4 両下肢を足関節以上で失ったもの | ||||
第3級 | 1 1眼が失明し,他眼の視力が0.06以下になったもの | 2219万円 | 100% | 829万円 |
2 咀嚼又は言語の機能を廃したもの | ||||
3 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し,終身労務に服することができないもの | ||||
4 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し,終身労務に服することができないもの | ||||
5 両手の手指の全部を失つたもの |
交通事故でこのような障害が残るのはかなり大きな事故をこした時だけですが、絶対にあり得ないとも言えません。
スーパー自動車保険では搭乗者傷害保険は基本補償の中に含まれているので、もしこれでは不十分だと思った方はファミリーケア特別見舞金特約を付帯するといいでしょう。
ただしこの特約が活躍することはめったになく、これがなくても手厚い補償を受けることができるようになっているので付帯するかどうかはよく考えてから行うようにしてください。