チューリッヒ自動車保険の車両保険について解説していきたいと思います。
チューリッヒに限った話ではありませんが、車両保険には幅広く補償を受けることができるプランと補償範囲を狭くすることで保険料を安く抑えることができるプランが用意されています。
保険会社により名称は異なりますがチューリッヒではワイドカバー型(一般条件)と限定カバー型という名称で分けられています。
ワイドカバー型(一般条件)と限定カバー型の補償範囲の違いは以下のようになっています。
簡単にいうと限定カバー型では自損事故や相手のわからない当て逃げなどで補償してもらえなくなる代わりに保険料が安くなります。
どのくらい安くなるかはプランによって異なりますが、だいたいワイドカバー型の50%~60%ぐらいの保険料になると思います。
チューリッヒでは車両保険に「免責ゼロ特約」「車内身の回り品特約」「代車提供特約」「地震等による車両全損一時金特約」をオプションで追加できるようになっています。
免責ゼロ特約は車両保険に免責を設定している時に利用できる特約で、1回目の事故に限り自己負担を0にしてくれる特約です。
免責ゼロ特約には車と車の事故の時に限り自己負担を0にしてくれる免責ゼロ特約(車対車)もあります。
車内身の回り品特約は事故が起こった際に車の中の物が破損した場合にそれを保障してくれるものになります。
代車提供特約は事故が起こり代車が必要になった時にチューリッヒが代車を手配してくれる特約です。
地震等による車両全損一時金特約は地震などの災害時に車が全損した場合に補償してくれる特約となっています。
どの特約を利用するかはライフスタイルから考えればいいでしょう。
またワイドカバー型と限定カバー型のどちらに加入するかは車の時価額から判断すればいいと思います。
人によって線引きは異なりますが、だいたい50万円を切ったあたりからは限定カバー型でもいいと思います。
車両保険に加入しないのはかなりリスクが高くなるので、できれば保険料と相談しながらどちらかのプランに加入するようにしてください。